寿ビンボーへの道

今日は、この秋にある一連の結婚式続きの第一弾結婚式でした。
朝から京都にでかけ、昼から挙式〜夜10時近くまでの2次会をこなしてきました。
いやはや、疲れますね・・・。すでに社交性は底をついています。
でも幸せそうなカップルの顔をみるにつけ、来てよかったと思います。


先日の昆虫学会の宴席にて、「小さい頃になりたかった職業」という話がよくでていました。
私の場合は、かなり小さい時から考古学者でした。
いまだに、考古学系の展示があると行ってしまいます。ひそかに京都文化博物館の展示はなかなかよいと思っています。
土に座り込んで地べたを見るといった点で、現在の職とそうかわらないかもしれません(笑)。
美学の分野で研究者をめざす友人から、文系と理系で研究者のステップアップにかなり違いがあるらしいことは聞いています。
果たして、道を違えていたらどうなっていたことやら。
ちなみに親は「惣領娘が家をでる事態」は、なんとしても避けたかったらしく「エジプトに行かれんでよかったわ」といっていますが、最近は「やっぱり博士課程なんかいかせるんじゃなかった」と後悔中らしいです。
私がやりたかったのは日本史なんすけどね。

大学生になって、1回生の時にボスと運命の出会いをし、研究室にも時々おしかけつつ化学生態への道を歩むのですが、なぜ化学生態か・・・?
単純です。
当時(今もやけど)、あまり人付き合いが得意ではなく、言葉を持たないアリたちがちゃんと雰囲気を察したり(しているように見える)上手にコミュニケーションをとってたりする様子を見て、いたく感動しました。
化学バカだったこともあり、ボスに著作やらビデオやら借りているうちに・・・いつのまにか研究室の一員となっていましたとさ(笑)。
よってボスとは、もう10年以上のつきあいになります。