アリをみつつ

やっと共著論文を返す。
状態的にはまだまだセーフモードのまま・・・。


そんななか、アリのコロニーをぼーっと眺めていました。
ちょうど蛹から成虫が羽化してくる時期なんですが、この時期になると、巣の中にいる個体がなんとなしに蛹を常にくわえているんですね。
たぶんこのアリ(ディア)は羽化後に生殖分化がおこるやつなので、羽化したらすかさずゲマという組織を切除しないとならないんで、羽化の気配を察するためにもってるのかな?となんとなく思っています。
そのへんはすごく賢いんですが、羽化後にのこる蛹(カラの)のあつかいが突っ込みどころ満載なかんじでして。
ある個体が「あら、こんなところにごみが!」とかいって外にだしたのを、外役個体が「あら、なんでこんなところに蛹が?」みたいな感じで持ち帰ったり。一度外に捨てようともちだしたけど、なんとなく何をやっているのか忘れて(忘れたような感じで)、もう一度持って帰ったり。

それでも次の日には全部外に捨てられているので、なんとなくうまくいっているんでしょうね。きっと。


アリはおもしろいなぁ。