豪雨

深夜をまわっても、ダメダメ状態はおさまらず、試験管を割る、ディテクターのスイッチを入れ忘れるなどの凡ミスを繰り返し、最終的にはシリンジで自分をぶすっと刺した(痛かった)。
その時点で、なにかをすっぱり諦めて、疲れているから寝ようと思い、ホテルに直行した。

ものすごい音に気づいて起きると、外は豪雨であった。窓からの景色を、しばしぼぅっと眺めた。
よく眠ったからかかなりすっきりしていたので、お風呂に入ってくつろぐ。そのうちに雨がおさまってきたので、川沿いのスターバックスでコーヒーを飲みつつ書き物をする。それにしても、いつもの鴨川とは全く違う様子に驚いた。これでは鮎も相当下流まで流されているだろう。

京大の農学部図書館に寄ってから登校しようと思い、また(たぶん20回目くらい)迷う。
絶対農学部の校舎には結界があるか、地磁気がおかしいはずだ。予定した場所に出てこれず、京大内を無駄に動き回る。
そして、知っている先生に見つかる。話が長くなりそうなので、急いで逃げた。(すいません!急いでるんで!また、今度飲みましょうね〜っというジェスチャーをしておいた・笑)

午後からは、朝の雨がうそのように晴れる瞬間もあった。職場に行き、学会でベルギーに行ってた同僚のベルギー土産(チョコレート)をいただく。わざわざ残しておいてくれたらしい。感謝。

結局やはり前に進まない学会準備。
いつから「準備万端」が基本な臆病者から「出たとこ勝負」の、ばくち打ちになったのだろう。反省しないとな。

学会準備もさることながら、旅行にいく準備のほうは全く何もしていない。この、慣れてしまっているところがダメな気がする。そして、前日の12時をまわってからしかパッキングをしないというのが、まるでお約束のようになってしまっていて、家族に大変不評。いつも母親に「大丈夫なの?」を連発される。
今回は、頑張ってあらかじめ荷物を詰めてみようと思う。