キラーパス

やってられない、というお話を聞きました。
友達がPDやっている研究室に、30代なかばのおねぇさんがいます。私大経済学部を出てから、おじさんたち(大学教員デス)を転がすことで「秘書」やら「教務補佐員」やらという身分でお金を得てきました。この人、事務仕事すらまともにできないのですが、昨年からなんと旧帝大の工学系の研究室で研究員サマです。もちろん博士号はもっていませんが、PDの給料もらっているらしいです。週に2〜3日しか大学に来ず、実験もせず、もちろん事務仕事もろくにしていない・・・でも毎日出勤してフルで残業していることになっている・・・。きっとエエ給料もろてるんでしょうねー。
お金のことをいいたいのではさらさらありませんが、こんな意欲をそがれる話はけっこう転がっているものですね。同じ身分である友達のやりきれなさは、想像を超えることでしょう。(金曜日の痛飲はこれに由来します)
こういう女性がいるから女性研究者の地位が!と憤るのも違うと思いますし、(手段としてうまく使えるかたはどうぞ使ってくださいまし)うらやましいとも思わないんですよね・・・。他人事やしどうでもエエんですが(笑)。不確かなものを頼りに生きていく生き方は、まねしたくてもできません。よっぽどエエ女なんでしょうなー。自信があるのはうらやましいかな(笑)。


本日の業務。明日からの実験準備、後輩と分析など。いろいろなことを数歩歩くあいだに忘れてしまい、「えーっと・・・」となる。睡眠不足がたたっているなぁ。



いいことがあったばかりで、油断していましたが、久々にきました。
ノールック(キラー)パス フロム ボス!
どうやら、恐れていたコオロギの体表炭化水素の同定は、私の仕事になったようです・・・。
きいてないよー!